スキャナアプリ「Microsoft Lens」終了へ 代わりに使いたい4つのサービスを徹底比較:その悩み、生成AIが解決(1/2 ページ)
紙の書類をスマホでデジタル化できる「Microsoft Lens」が提供を終了し、2025年12月15日以降は使用できなくなる。今後は何を使えばいいのだろうか? 後継となりうるスキャナアプリを比較した。
連載:その悩み、生成AIが解決
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Q.スキャナアプリ「Microsoft Lens」が廃止されると聞きました。今後は何を使えばいいのでしょうか?
紙の書類をスマホでデジタル化できる「Microsoft Lens」が提供を終了し、2025年12月15日以降は使用できなくなる。今後は何を使えばいいのだろうか? 後継となりうるスキャナアプリを比較した。
著者プロフィール:酒井麻里子(さかい・まりこ)
ITジャーナリスト/ライター。生成AIやXR、メタバースなどの新しいテクノロジーを中心に取材。その他、技術解説やスマホ・ガジェットなどのレビューも。著書に『趣味のChatGPT』(理工図書)、『先読み!IT×ビジネス講座ChatGPT』(共著・インプレス)など。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。株式会社ウレルブン代表。XRと最新テクノロジーのWEBマガジン「TechComm-R」運営。
正式後継のCopilotアプリはOneDrive連携に強み
マイクロソフト公式の後継アプリとなるのが、Microsoft 365 Copilotアプリ内のスキャン機能だ。項目が見つけづらい場所にあるため、存在を知らないユーザーも少なくないだろう。画面左上の「≡」からメニューを開き、「作成」→「スキャン」から起動できる。
Lensアプリでは最初に「書類」「名刺」など文書の種類を選ぶ項目があったが、Copilotアプリのスキャンは種類を選択せずにすぐ撮影を開始する仕様になっている。
撮影後のデータの調整画面はMicrosoft Lensとほぼ同様で、トリミング範囲の再選択や紙面の回転、マークアップ、テキストボックスの挿入などが可能。また、画面下部の項目からフィルターを選択して適用することもできる。書類のスキャンの場合、「白黒」を選ぶと視認性が高まるのでおすすめだ。
スキャンデータはPDFもしくは画像として保存が可能。Lensアプリでは、書類をWord、Excel、PowerPoint形式で保存するオプションが選択できたが、Copilotアプリのスキャンでは、現時点ではそういった機能は搭載されていない。
デフォルトの保存先はOneDriveの任意のフォルダとなっているが、共有メニューから他のオンラインストレージなどを選択すれば、OneDrive以外の場所に保存することも可能だ。
Lensアプリでは、スキャンした書類がOneDrive内の「Office Lens」フォルダに保存される仕様だった。Copilotアプリへの移行後も保存先に同じフォルダを選ぶことで、データを一元管理できる。OneDriveでデータを管理する前提の運用なら、もっともスマートな選択肢となるだろう。
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