音声ファイルも一瞬で要約! NotebookLMで情報収集が10倍速になる3つの使い方:その悩み、生成AIが解決(1/2 ページ)
Googleの「NotebookLM」は資料を集約・整理するといった用途では以前から人気の高いツールだが、最近は機能が大きく進化し、活用の幅が広がっている。便利な3つのユースケースと、効率的に情報を集約するためのコツを紹介する。
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連載:その悩み、生成AIが解決
アイデアが浮かばない、こんな無駄な作業なくしたい――。ビジネスパーソンを悩ませる日々のさまざまな困りごと、ChatGPTに聞いてみませんか? ITジャーナリストの酒井麻里子氏がプロンプトの書き方を伝授する。
Q. 会議の内容や業務に関連したニュースなど、追わないといけない情報が多すぎる! 情報の集約と把握を効率的に行える方法はありますか?
Googleの「NotebookLM」は、複数のファイルやWebサイトの情報を集約・整理し、チャット形式で分析や要約ができるツールだ。
資料を集約・整理するといった用途では以前から人気の高いツールだが、最近は機能が大きく進化し、活用の幅が広がっている。便利な3つのユースケースと、効率的に情報を集約するためのコツを紹介する。
著者プロフィール:酒井麻里子(さかい・まりこ)
ITジャーナリスト/ライター。生成AIやXR、メタバースなどの新しいテクノロジーを中心に取材。その他、技術解説やスマホ・ガジェットなどのレビューも。著書に『趣味のChatGPT』(理工図書)、『先読み!IT×ビジネス講座ChatGPT』(共著・インプレス)など。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。株式会社ウレルブン代表。XRと最新テクノロジーのWEBマガジン「TechComm-R」運営。
テキスト分析だけじゃない NotebookLMの思わぬ威力
NotebookLMはテキストベースの情報を扱うツールとしてのイメージが強いかもしれないが、思わぬ威力を発揮するのが音声データの分析だ。参加できなかった会議や講習の内容をすばやく把握したい場合などに役立つ。
「ソース」から音声ファイルをアップロードして、「主要なトピックを整理してまとめて」などと指示すれば、概要をすぐに把握できる。概要を読んでより詳しく知りたいトピックがあれば、追加質問をして掘り下げていけばよい。
左カラムのファイル名をクリックすると、元のテキスト化データを確認できる。ただし、話者分離やタイムスタンプのない「ベタ打ち」の状態で表示され、NotebookLM内で音源を再生することもできない。
そのため、誰が発言したかを確認したり、文字起こしが間違っていると思われる箇所の元の音源を確認したりするには不便だ。
文字起こし専用ツールを使った場合のように、細かいタイムスタンプの付与や厳密な話者識別が行われるわけではない。そのため、誰が何を言ったかを正確に把握する必要がある場合には専用の文字起こしツールを使うほうがいいだろう。
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