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上司に「それで?」と詰められる人必見 プレゼンでゴールが重要なワケ【漫画「1分で話せ」】(2/2 ページ)

上司に何かを伝えても、「それで?」と返されてしまった経験はないだろうか? 何のために話すのか、何のためにプレゼンするのか、あらかじめゴールを決めておくことが重要だ。

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上司に「それで?」と言われないためには

 「何のためにプレゼンをするのか」「聞き手はどんなイメージか」を考えた後、次に考えるべきは「ゴールは何か」です。

 このプレゼンを通して、「聞き手をどういう状態に持っていくか」「どこをプレゼンのゴールとするのか」を言語化します。

 具体的に言えば、

  • 聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか
  • 聞き手に動いてもらう必要があるのか
  • 聞き手が賛成してくれたらいいのか

 というように、聞き手が「どこまでやればいいのか」を決めるのです。

 ここで、次の2つを比べてみてください。

A「営業部と連動して、欠品に対してより迅速に対応できるシステムを開発したいのです」

B「営業部と連動して、欠品に対してより迅速に対応できるシステムを開発したいのです。つきましては、営業部長の〇〇さんに部長からもお話しいただけませんか」

 さて、どちらが仕事をスピーディーに進めることができるでしょうか?

 実際には、Aのような伝え方をする人も多いですが、これでは「聞き手」が何をすればいいのか分かりません。

 上司に何か伝えて、「それで?」と言われる人は、大体こうなっています。「それについてはまた別途ご相談します」と答えていたら、また話が進まなくなるのは目に見えています。

 中には「理解してもらうのが目的」という方もいますが、このゴールはおかしいのです。伝える側が、聞き手に「理解したうえで、どうしてほしいのか、君が動くのか私が動くのか、どうすればいいのか」ということを、必ず考えなくてはならないのです。

 全てのプレゼンは、ゴールを達成するためにあります。聞き手のことを考え、聞き手をどういう状態に持っていきたいかを見定めてから、それを実行するために何をすればいいか、何を伝えればいいのかを逆算で考えていきましょう。

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