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新人「議事録はAIにやらせました」何がダメなのか? 効率化の思わぬ落とし穴「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/5 ページ)

新人がAIを駆使すれば効率化できる――はずだった。ところが現実は顧客の信頼を失う危険すらある。便利なはずのAIが、なぜ組織のリスクに転じてしまうのか。

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「キレイごとナシ」のマネジメント論

常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。

 新入社員には、しばらくAIを使わせないほうがいいかもしれない……。

 2時間の会議が終わってすぐ新人が議事録を提出してきた。早いなと感心したのもつかの間、読んでみると違和感だらけ。聞けばAIに音声を投げて自動生成させたという。文章は硬く、専門用語は間違いだらけ。指摘しても修正版にまた別の間違いがあった。


AIが一瞬で作業を代行してくれる時代になった。落とし穴は何か?(ゲッティイメージズ)

 そこで今回は、AIに頼りすぎる新入社員の問題について解説する。AI活用に悩んでいる組織マネジャーは、ぜひ最後まで読んでもらいたい。

著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)

企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。


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