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食べ放題で「元を取ろう」とする客だけじゃない! 成長続ける「しゃぶ葉」が銀座に出店 “食のテーマパーク”が描く次の一手長浜淳之介のトレンドアンテナ(2/4 ページ)

しゃぶ葉が銀座に初めてグローバル旗艦店を開店させたが、そこにある狙いとは?

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健康志向の女性や学生からも人気

 かつて食べ放題では、どうやって元を取ろうかとガツガツしているお客が目立った。しかし、同社の広報担当者は「お腹いっぱい食べることを目的とされるお客さまが目立ったが、現在は、野菜をたくさん食べられて健康的だからとシニアの女性もお越しになっている。幅広い層に受け入れられているのが、しゃぶ葉の強み」と話す。

 確かに、家庭で20種類以上の野菜をそろえるのは、容易ではない。すかいらーくグループの「家庭でできない体験を提供する」姿勢が、多くの支持を集めているのだろう。


サラダバー

 また、学生からの人気も高く、高校生や大学生が学校帰りに立ち寄り、SNSに投稿しているのも印象的だ。

 カレーなどのご飯ものをはじめ、そばやうどん、ラーメンといった麺類もそろえるなど、幅広い世代が満足できるバラエティ豊かなラインアップとなっている。さらに、ワッフルやソフトクリーム、かき氷など、スイーツを自分で作って楽しめるようにしている。


デザートコーナー

 しゃぶしゃぶに限らず、さまざまな料理を好きなだけ食べられる“食のテーマパーク”となっているのが、しゃぶ葉の特徴だ。


ご飯と麺のコーナー(筆者撮影、以下同)

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