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「空港ビルの業績」ほぼ回復、勢いのある空港はどこか(2/2 ページ)
2025年3月期の主要空港ビル40社の業績は、売上3343億円、利益455億円とコロナ前水準に回復した。羽田・那覇・松山が業績を牽引し、黒字企業は95%に達した。
東京国際空港ターミナルが好調
経常利益額のトップは、「東京国際空港ターミナル」の162億300万円(同72.8%増)。以下「日本空港ビルデング」が161億8500万円(同6.2%減)、「那覇空港ビルディング」が67億630万円(同36.6%増)が続いた。
利益額の上位10社中、4社が前期と比較して減益となった。
経常利益率のトップは、過去最高の乗降客数を記録した「那覇空港ビルディング」で44.0%。以下、韓国や台湾方面のLCCが増便した「松山空港ビル」(33.9%)、施設の減価償却費が大幅に減少した「岩手県空港ターミナルビル」(25.5%)が続いた。
黒字企業の割合は、2021年3月期の40.0%を底に回復し、2024年3月期と2025年3月期は95.0%となった。
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