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IT部門と事業部門の連携、経営層は「関心あるのに支援しない」? 大企業560社で調査(2/2 ページ)
サイボウズは大企業560社を対象に、IT部門と事業部門の連携について調査した。連携が進む企業とそうでない企業の差は何だろうか?
最も連携できていない部門は?
IT部門と最も連携できているのは「営業部門」(連携できている:78%)で、「経理・財務部門」(同76%)、「開発・研究部門」(同75%)が続いた。一方で、連携できていない割合が多かったのは「法務部門」(連携できていない:34%)や「人事部門」(同32%)だった。
連携を進める上での課題としては、「人的リソースが確保できていない点」(50%)が最多で、「ITリテラシーに差がある点」(44%)、「予算が確保できていない」(29%)が続いた。上位2つはいずれも人的要因に関する課題だった。
また、CIO(最高情報責任者)やCTO(最高技術責任者)の有無によっても状況に差が見られた。課題として「ITリテラシーに差がある点」と回答した割合は、「CIOがいる企業」が「いない企業」に比べて10ポイント低かった。「人的リソースが確保できていない点」との回答も、「CTOがいる企業」の方が10ポイント低かった。
本調査は7月4〜7日、インターネットで実施した。従業員数1000人以上の560社を対象に、情報システム部門に在籍または情報システム業務に関与している係長以上の役職者から回答を得た。
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