設定が難しい? でも慣れれば最強――Claudeの「スキル」で定型業務を自動化する方法:その悩み、生成AIが解決(2/2 ページ)
2025年10月からClaudeの有料プランで利用可能になった「スキル」は、ユーザーが独自にワークフローを作成できる仕組み。指定した処理を実行したり、それを指定の形式で出力したりできる。そのまま使えるプロンプトと共に、文書作成を楽にするスキル作成の手順を紹介する。
プロンプト全文
Claudeの「スキル」機能を使い、営業部で使用する週報作成スキルを作成してください。
「週報を作成して」と指示すると、Claudeが必要な項目を順に質問し、回答をもとに週報を自動生成できるようにしてください。
週報の形式は、アップロードしたWordファイルの内容に準拠します。
Claude公式サポートページの仕様・ルールに従い、アップロード時に一切のYAML・ZIP関連エラーが発生しない完全なスキル構成ファイル一式を出力してください。
## 出力要件
以下のファイルを生成し、Claudeのアーティファクト上で個別に確認できる状態で出力してください。
同時に、Claude設定画面にそのままアップロード可能なZIPファイルも出力してください。
ZIP内のファイル名には日本語・全角文字・スペースを含めないこと。
ZIPにはフォルダ階層を含めず、3ファイルを直下に配置すること。
## 出力ファイル構成
1. SKILL.md
- Claudeスキル仕様に準拠したMarkdownファイル。
- 先頭に以下のYAMLフロントマターを含める(この2項目のみ使用):
```yaml
---
name: weekly-report
description: Generate weekly reports for the sales department
---
```
- YAMLブロックの前後に空行を入れない。
- 改行コードはLF(Unix形式)、文字コードはUTF-8(BOMなし)で保存。
- インデントはすべて半角スペース2個以内、タブ文字は使用しない。
- その後にスキル概要・使い方・週報フォーマット例をMarkdownで記述する。
2. config.yaml
- Claude実行時の質問内容・出力形式を定義。
3. README.md
- スキルの概要とアップロード手順を記載。
4. ZIPファイル
- 上記3ファイルをルート階層に直置きして圧縮。
- macOSの`__MACOSX`や`.DS_Store`を含めない。
- UTF-8(BOMなし)で保存。
## エラー防止の指示
- すべてのテキストファイルはUTF-8(BOMなし)・LF改行で出力すること。
- ファイル冒頭に空白や不可視文字を含めないこと。
- `SKILL.md` の1行目は必ず `---` で始まることを確認してからZIP化すること。
- ZIP直下に `SKILL.md`, `config.yaml`, `README.md` のみが存在するようにすること。
- 出力完了後、アーティファクト上で個別ファイルとZIPを両方表示すること。
## 目的
営業部員が「週報を作成して」と入力するだけで、Claudeが必要な情報を順に質問し、Wordファイル形式に準拠した週報を自動生成できるスキルを実現する。
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