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セブンが提案する“平日クリスマス”とは? 「決して不利ではない」戦略の中身(2/2 ページ)

セブン‐イレブン・ジャパンは、2025年のクリスマス商戦に向けて約50品の限定商品を展開する。平日となる今年のクリスマスに合わせ、仕事帰りでも手軽に“全てそろう”利便性を訴求する。

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2025年は「コスパ」「タイパ」「少量」がキーワード

 セブンのベーカリー・スイーツ部、チーフマーチャンダイザーの齋藤曜介氏によると、2025年のクリスマストレンドは「コスパ」「タイパ」「少量」がキーワードだという。

 同社の調査では、クリスマスに大変だと思うことや懸念点として「物価の上昇により費用がかさみそう」と答えた人が5割に上った。また、クリスマスが平日であることから「調理や食べ物の片付け」「平日のため買い物や準備が難しそう」など、時間や効率を意識した回答も約6割に上った。


「コスパ」「タイパ」「少量」がキーワードのセブンのクリスマス

  こうした傾向を踏まえ、同社はコスパを意識し「クリスマスかまくら」の価格を据え置いた。タイパ志向には、ケーキだけでなくチキンやピザ、総菜、ワインなどをワンストップでそろえる構成で応える。

 食べきりサイズやさまざまな味を少しずつ楽しみたいといった「少量」へのニーズには、3号サイズのケーキや「カップデリ スペシャル2025」で対応する。

 齋藤氏は平日のクリスマスについて、「クリスマスの準備をする時間が取れない方も、仕事帰りにセブンに寄っていただければ全てのものがそろう。決して不利ではないと思っている」と話した。

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