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“歩行をアシストする靴”登場 ミズノが見せた新しいモビリティの形(1/2 ページ)
スポーツ用品メーカーのミズノが開発した、バネの特性によってラクに歩いたり走ったりできるシューズが、東京ビッグサイトで10月31日から開催中の見本市「ジャパンモビリティショー」に出展された。
スポーツ用品メーカーのミズノ(大阪市)が開発した、バネの特性によってラクに歩いたり走ったりできるシューズが、東京ビッグサイト(東京都江東区)で10月31日から開催中の見本市「ジャパンモビリティショー」に出展された。未来の新たなモビリティ(移動手段)として、多くの来場者から注目を集めている。
製品名は「MOBILARIAβ(モビラリアベータ)」。パラリンピック大会などで使われる競技用義足の技術を転用し、「板バネ」と呼ばれる構造を取り入れることで、人間の歩く・走るといった動作にかかる負担を軽減し、「ラクに遠くまで歩くことができるシューズ」だという。
見本市では、同社で開発を担当した岡村尚美さんが「走る時に関節に使われる力が2〜3割少なくて済む。より遠くまで歩いたり走ったりできるようになる」と性能を解説した。
このシューズは、日常生活での使用を想定しているという。「いつもより先にあるスーパーまで行ってみたり、普段なら見送るような電車の発車時間に合わせて駅まで走ってみたり。旅行先で足が疲れてしまった時などには、もっとたくさん見学できるようになる、なんてこともありそうですね」と岡村さん。「さまざまな年代の方に、日常生活で当たり前に使っていただけるような製品にしたい」と意気込んだ。
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