ニュース
スシローが好調、中国でも人気拡大 FOOD & LIFEが最高益を更新(1/2 ページ)
スシローなどを展開するFOOD & LIFE COMPANIESは11月7日、2025年9月期の決算を発表した。
スシローなどを展開するFOOD & LIFE COMPANIESが11月7日に発表した2025年9月期の連結決算では、売上高に当たる売上収益が前年同期比19.0%増の4295億7400万円、営業利益は54.4%増の360億9300万円だった。グループ全体の店舗数は1198店で、前年より43店増加した。
執行役員・財務経理担当の吉田剛氏は「大幅な増収増益を達成しており、通期業績としては売り上げ・利益ともに過去最高を更新し、引き続き成長を示せた」と説明。国内外のスシロー事業が業績全体をけん引し、営業利益率も前年の6.5%から8.4%に上昇した。
国内スシローは「デジロー店舗」「小型モデル店舗」を推進
国内スシロー事業の売上収益は前年同期比11.6%増の2659億300万円、営業利益は21.7%増の259億9400万円だった。
大型ディスプレイを使った注文システム「デジロー」を導入する店舗は123店に拡大し、客数や客単価の向上につながっているという。
また、大阪の阪神野田駅店や東京の中野坂上店では、従来の郊外型店舗の半分から3分の2ほどの小型店舗を出店。都市圏の駅近・駅前といった狭いスペースで、少人数のスタッフで運営できるのが特徴だ。業績は好調に推移しており、今後も出店を広げていく見込みだという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
スシローの注文用ディスプレイ「デジロー」は何がすごい? 大画面に盛り込まれた数々の仕掛け
スシローの店舗で続々導入されている、注文用の大型ディスプレイ「デジロー」。大画面で注文しやすくなったのは言わずもがな、ユーザー体験を上げる細かい仕掛けの数々を見ていきましょう。
サイゼ、ガスト、バーミヤン…… コロナ禍で姿を消した「深夜営業」が続々と復活し始めている理由
コロナ禍で感染拡大防止の意味合いもあって姿を消した「深夜営業」だが、ここにきてファミレスを含めた各社が復活させ始めている。一体どんな背景があるのだろうか。


