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「茶色じゃないカレー」が100万個突破 ハウスが“色”にこだわった理由(3/4 ページ)

ハウス食品が7月に発売した「3色のカレー」が、通年販売から3カ月で100万個を突破した。白・黒・赤のカレーは、家庭でも手軽に見た目の彩りを楽しめる点が支持され、新たなターゲット層の獲得にもつながった。

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色と味の両立に苦戦

 しかし、新商品のコンセプトは固まったものの、開発は簡単ではなかった。一般的に、カレーが茶色になるのは、使用するスパイスや素材の影響が大きい。色を変えるには、配合量や素材に手を加える必要があるため、色と味を両立させることに苦労した。

 「色を求めると味が成り立たず、味を求めるとイメージする色にならない。多い日には、1回に5〜6種類の試作品を何度も食べることを繰り返した」(光安さん)

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開発当初は色と味の両立に苦戦

 「ホワイトカレー」は、ターメリックなど色付けの効果があるスパイスを極力減らし、白い色を実現。「ブラックカレー」は、焦げる直前まで加熱する製法で深い黒さを引き出した。

 「レッドカレー」は、エビパウダーやエビのエキスでえびのうまみを表現しつつ、パプリカやカラメルで赤さを引き立て、米粉で透明感のある艶やかな赤色に仕上げた。

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製法を工夫して色味を実現

 2024年8月にホワイトカレーとブラックカレーを期間限定で発売すると、想定を超える反響があった。特にホワイトカレーには、「子どもが服を汚しても洗濯が楽」など、開発時には想定していなかった声が寄せられた。買いだめする人も多く、「どこで買えるのか」という問い合わせも相次いだ。

 SNSでは「次は何色が出るのか」と話題となり、同社はいくつかの候補から、新色として赤を選択。家族で楽しめる「辛くない」レッドカレーを開発した。「赤い色のカレーは、タイやインド系の店でも人気が高い。一方で、激辛やクセのある味が多く、万人向けの風味は少なかった」と光安さんは説明する。

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