ニュース
村上世彰氏の長女がマンダムTOBに「待った」 株価や取り扱いに疑問の声(3/3 ページ)
「物言う株主」で知られる村上世彰氏の長女、野村絢氏らが、化粧品メーカー、マンダムの株式を20%超まで買い進めている。
アクティビストの動向に詳しい小樽商科大の手島直樹教授(コーポレート・ファイナンス)は「MBOが持ち上がるとアクティビストが介入するのは構造的に必然だ。物言う株主との対話から逃れようとした結果、皮肉にもより手強いアクティビストを呼び込んだ」と語り、上場維持のまま改革を進める道もあったと強調する。
野村氏はほかにも高島屋など成長力や資本力のある企業の株を買い増し、株主価値の最大化と経営改革を要求している。アクティビストの動きが危機感をもたらし、業界再編につながる事例もある。マンダムとの攻防は、今後の企業と株主の関係性を占う新たな試金石となりそうだ。(清水更沙)
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
関連記事
「ディズニー離れ」のうわさは本当か 入園者2700万人と売上のギャップ
東京ディズニーリゾートの入園者数は年間約2700万人で横ばいに見えるが、売り上げは過去最高を更新。猛暑やチケット値上げによる「ディズニー離れ」のうわさと、好調な業績のギャップを解説する。
「JALとANA」どこで違いが生まれたのか? コロナ禍を乗り越えた空の現在地
インバウンド需要が旺盛で、日本の観光業界が盛り上がりを見せています。では、航空会社の業績はどうなっているのでしょうか。JALとANAの決算をベースに分析したところ……。