ローソンストア100のおせち、「具が苦手」な層にもアプローチ 洋食・中華を拡充(1/2 ページ)
ローソンストア100は12月25日、少量パックのおせち全43品を発売する。2026年分は中華や洋食なども含めた新商品16種類を加えた。
ローソンストア100は12月25日、少量パックのおせち全43品を発売する。2012年の発売から累計約1950万食を販売してきたシリーズで、今年は中華や洋食なども含めた新商品16種類を加える。
定番から高級食材まで少量パックでそろえた「選べるおせち」は、単身世帯やシニア世代を中心に支持されてきた。2026年分からはターゲットを、若年層をはじめとした「おせちの具があまり好きではない」「おせちになじみがない」層にも広げる。原材料の価格高騰や、消費者のライフスタイルの変化を踏まえての判断だ。
洋食・中華を追加しラインアップを拡充
2026年分からは、多様化する食生活に合わせて洋食・中華メニューを拡充する。洋食では「あい鴨スライス パストラミ」(162円)、中華では「黒酢酢豚」(324円)などを発売する。
選べるおせちは、2025年分から“100円縛り”を無くしたことで価格帯を広げている。商品開発本部の宮永理恵氏は「100円おせちとして展開していた時、『味付け数の子』は薄く1枚しか入っていなかった。100円縛りをやめて200円で肉厚の2枚入りを販売したところ、売上ランキングが10位から4位に上がった。今回も、価格以上の価値を感じてもらえるラインアップを意識した」と説明した。
また、2026年分からはパッケージデザインを統一し、和・洋・中のカテゴリーが分かるように色で分ける。さらに、高級メニューはゴールドを基調とした仕様にするなど、価格帯が一目で分かるよう工夫した。
近年、デパートやスーパーでも少量パックのおせちが販売され始めていることについて、宮永氏は「低価格」「豊富なメニュー」が差別化のポイントだと説明。「スーパーなどは家族向けの品ぞろえが多いが、ローソンストア100は少量で好きなだけ選べる点が強み」と話した。
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