「キャンパスドンキ」桃山学院大に2号店 ドンキと学生が作った「偏愛めし」おにぎりも登場(1/2 ページ)
ドン・キホーテは、桃山学院大学和泉キャンパスの構内に「キャンパスドンキ」をオープンする。特徴は……。
ドン・キホーテは、桃山学院大学和泉キャンパスの構内に、NTTデータのデジタル店舗運営サービス「Catch&GoR」を導入した無人小型店舗「キャンパスドンキ桃山学院大店」を11月26日にオープンする。同社が大学構内に出店するのは2店舗目。
キャンパスドンキは、商品を手に取ってそのまま店を出るだけでキャッシュレス決済が完了する無人の小型店舗。7月には、1号店が大阪電気通信大学内にオープンしている。
省人化と、自社店舗との競合を避けた出店を実現する新業態として大学構内への出店を進めており、他の売店が閉店している時間帯も利用できる点が強み。購入時の手間や待ち時間を省けるため、授業前や休憩など限られた時間でも効率よく買い物できる利便性がある。
最大8人まで同時に入店できる仕組みだ。店内ではAIカメラが利用客の動きや姿勢を捉え、棚に設置した重量センサーと組み合わせて、手に取られた商品を判別する。
2店舗目となるキャンパスドンキ桃山学院大店では、新たに「majica(マジカ)」アプリを使った入店認証を導入した。購入金額の0.5%がmajicaポイントとして付与され、貯めたポイントは既存のドンキなどで、1ポイント=1円分として利用できる。
同店では、ドンキのPB「偏愛めし」の弁当や「情熱価格」の菓子、ペットボトル飲料などの食品を中心に、文房具や消耗品まで約600点の商品を取りそろえる。
さらに、同大学の学生約200人を対象に行ったアンケート結果をもとに、「○○メーカーの日焼け止め」や「△△メーカーのボールペン」など、学生の要望に応えた商品を集めたコーナーも設置する。これらの商品はニーズにあわせて、約3カ月ごとに入れ替える予定だ。
営業時間は午前8時30分〜午後9時(土曜、長期休暇期間は午後5時まで)。定休日は日曜日。
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