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ワタミの給与「10年で2倍」へ、心配なことは?(1/2 ページ)
ワタミは正社員の給与を今後10年で2倍に引き上げる方針を発表。年7%ペースでの昇給目標は、インフレや赤字国家の状況下での大胆な人材戦略として注目される。
先週つけた1ドル=157円は、今までと違い「すごく嫌な感じ」がしている。長期金利が1.8%を超えてきたのも放漫財政にマーケットが反応していると私は見る。
高市早苗首相は今月、国会論戦の中で、政府が財政健全化の指標として掲げてきた基礎的財政収支(PB、プライマリーバランス)を巡り、単年度での黒字化を目指す姿勢を取り下げる考えを表明した。PB黒字化の目標は、私が参院議員の頃から「2020年度」になったり「25年度」になったりと先送りを続けて、ついに今回取り下げとなった。責任から逃避しているとしか思えない。
高市首相は、欧州連合(EU)のように、PBは複数年で見ればいいと言っているが、それは、黒字の年と赤字の年があるような場合で、日本のようにずっと赤字の国が言っても世界から信用されない。それどころか、もう一生、黒字にならないのではと感じてしまう。
高市首相は「債務残高対GDP(国内総生産)比」という言葉も使い始めた。この件について、ニッポン放送で、元モルガン銀行東京支店長の藤巻健史さんと意見交換した。藤巻さんは「これを言うということは、むしろインフレを加速させて、政府債務を目減らしさせようとすら感じる。財政再建をあきらめて、インフレまたはハイパーインフレで財政再建するという宣言に等しい」と話す。
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