調査リポート
ChatGPT、Gemini、Copilot……生成AIの“意外な”利用実態:MMD研究所調べ(2/2 ページ)
18歳〜69歳の男女1000人を対象に実施した「2025年一般生活者におけるAIサービス利用実態調査」によると、AIを使ったサービスを「利用したことがある」と回答した人は全体の35.7%に上った。ChatGPT、Gemini、Copilot……。AIにサポートしてほしいと考えているアプリやサイトとは?
ECサイトや旅行予約でのAI活用は?
ECサイトや旅行予約などオンラインプラットフォームで「AIが活用されていると感じる」と回答した人は58.8%だった。そのうち「AI活用にメリットがある」と答えた人は66.2%だった。
メリットについては、「好みに合った商品やプランを提案してくれる」(31.3%)、「見つけられない新しい商品や旅行先を知ることができる」(30.9%)、「困ったときにAIチャットですぐに質問・相談できる」(30.8%)がほぼ同率で上位に並んだ。
ECサイトや旅行予約サービスでAIに任せてもよい範囲が「ある」と回答した人は42.7%となった。具体的な範囲については、「自分に合う商品やプランを提案してもらうまで」が30.5%と最も多かった。
また、「商品やプランをかごや旅程に追加してもらう」(8.6%)や、「実際の決済や予約の手続き」(3.6%)まで任せる人は少数だった。一方で、AIに任せたくない人は57.3%となった。
AIに連携してもよい情報については、「ポイントや会員情報」(40.9%)が最も多く、「利用しているサイトやアプリ内での閲覧履歴」(38.2%)、「過去の購買履歴」(37.7%)が続いた。
調査は11月14〜17日、インターネットで実施した。
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