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ワークマンの「電熱ヒーター内蔵ウエア」が好調 “繰り返し使える暖房”が支持拡大:プロダクトInsights(1/2 ページ)
電熱ヒーターを内蔵したワークマンのウエアが好調だ。電気代高騰の中、“繰り返し使える暖房”として注目が拡大。屋外だけでなく室内需要も取り込み、シリーズ累計は60万点を突破。2025年モデルは使い勝手を高めた4種を展開する。
ワークマンの「着るコタツ」が好調だ。電気代が高騰し、「繰り返し使える」という利便性が注目される中、屋外だけでなく室内でも使えるパーソナル暖房としての機能が評価され、シリーズ累計の販売数は60万点を突破した。2025年モデルは、4種を展開している。
電熱ヒーター内蔵の「ヒーターウエアシリーズ」は、バッテリーを接続するだけで瞬時に暖かくなる特徴から「着るコタツ」とも呼ばれている。別売りのバッテリー(4900円)を接続することでウエアに内蔵された電熱線が暖かくなる。
温度は3段階での調整でき、最大50度まで加熱が可能。バッテリーは、モバイルバッテリーとしても使用でき、冬はヒーターウエアに、夏はファン付きウェアにも使える仕様だ。
発売当初は作業向けデザインだったが、拡大する需要に合わせて胸部分にあった温度調節スイッチを右わきのポケット内側に移動するなど、街中や室内でも使いやすいカジュアルなデザインへ改良した。
2025年モデルは、ベストタイプのみを展開する。11月時点で約2万点を販売するなど、アウターの中に着る需要を取り込んでいる。
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