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コンビニで“遊ぶ”時代に? ファミマ「エンタメコラボ」「クレーンゲーム」注力(1/5 ページ)
ファミリーマートは「あそべるコンビニ」を掲げ、IPを活用した商品、店舗、オンライン施策を強化する。その狙いとは?
ファミリーマートは12月17日に開催したイベント「FamilyMart FEST.2025」で新たな戦略を発表した。来店機会や体験価値の向上を目的に、「あそべるコンビニ」をテーマにしたIP戦略に注力する。
同社によると、インバウンド需要やライフスタイルの多様化を背景に、消費行動は単に「モノを買う」だけでなく、「推し活」「体験」「参加」といった価値を重視する方向へと変化しているという。こうした動きに対応するため、IPを活用して来店そのものを楽しめる施策に力を入れる。
細見研介社長は「今回私たちが世界に発信したい日本文化は『遊び心』。単なる便利な店舗ではなく、来店して楽しんだり、驚いたり、誰かに語りたくなるような“リテールエンターテーメント”の場にコンビニは進化していく」と意気込んだ。
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