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コンビニで“遊ぶ”時代に? ファミマ「エンタメコラボ」「クレーンゲーム」注力(2/5 ページ)
ファミリーマートは「あそべるコンビニ」を掲げ、IPを活用した商品、店舗、オンライン施策を強化する。その狙いとは?
商品や店舗ラッピングでエンタメコラボを強化
総菜やパンなどの中食を中心に、アニメやゲーム、映画、VTuberなどとのコラボ商品を拡充する。12月16日からは、対象のパンを3個購入すると、ポケモンのゲームマシン『ポケモンフレンダ』の景品がもらえるキャンペーンを開始した。実験的にポケモンフレンダを設置している店舗も2店あるという。
TVアニメ『呪術廻戦』とのコラボ商品や、ゲーム『原神』のキャラクターをデザインしたコーヒーカップなども展開する予定だ。
季節イベントでもエンタメコラボを強化する。12月はクリスマスアンバサダーとしてボーイズグループ「BE:FIRST」を起用し、コラボ商品の販売や10店舗限定で特大ポスターの掲出などを実施した。
2026年2月の節分では、ゲーム『刀剣乱舞ONLINE』とコラボした恵方巻を販売する。同作とのコラボは2025年にも実施しており、恵方巻3万本が完売したという。
また、店舗外装への特大ポスター掲出や内装装飾といった「ラッピング店舗」も拡大する。アニメや漫画の舞台となった地域、スポーツチームのホームタウン周辺など、ファンが訪れやすい立地を中心に、2025年3月〜2026年2月までの累計で80店舗以上に広げる計画だ。
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