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コンビニで“遊ぶ”時代に? ファミマ「エンタメコラボ」「クレーンゲーム」注力(3/5 ページ)
ファミリーマートは「あそべるコンビニ」を掲げ、IPを活用した商品、店舗、オンライン施策を強化する。その狙いとは?
店内には「クレーンゲーム」や「カプセルトイ」を導入
店内では、インバウンドを含む新たな需要を取り込むため、クレーンゲームやカプセルトイを段階的に導入する。現在は商業地やファミリー層の多い地域の店舗を中心に約1600店で展開しており、今後は5000店舗まで拡大する方針だ。
20〜40代の女性や、子どもを持つファミリー層、訪日客からの支持が高いという。クレーンゲームをするために来店する客もいるそうだ。
オンラインでも「あそべるコンビニ」へ
ファミマのEC「ファミマオンライン」では、2026年2月下旬頃から「ファミマオンラインくじ」を順次開始する。人気コンテンツに加え、店頭だけでは扱いきれない、今後のヒットが期待されるアニメや漫画とのコラボも予定する。
箱ごとに残りの景品が分かる仕様や、最後のくじを引いた際に受け取れる「ラスト賞」など、店頭のくじと同様の体験をオンライン上で再現する。
担当者によると、3月に開設したファミマオンラインでは、「ファミチキ」柄のグッズや限定の高級酒、アパレル商品などが好調だという。
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