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コンビニで“遊ぶ”時代に? ファミマ「エンタメコラボ」「クレーンゲーム」注力(4/5 ページ)

ファミリーマートは「あそべるコンビニ」を掲げ、IPを活用した商品、店舗、オンライン施策を強化する。その狙いとは?

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サステナブルな取り組みもコラボで推進

 家庭で余った食品を店舗で受け取り、地域の支援団体に届ける「ファミマフードドライブ」でも、IPコラボを活用する。

 9月には東京都町田市内の5店舗と、スヌーピーミュージアム併設のカフェに、スヌーピーとコラボした限定デザインの「寄付受付BOX」を期間限定で設置した。その結果、通常時と比べて約5倍の食品が集まったという。


スヌーピーとコラボした限定デザインの「寄付受付BOX」(出所:プレスリリース、以下同)

 担当者は「同時期に店内商品でもスヌーピーとのコラボを実施しており、追加の大きなコストをかけることなく、サステナブル施策の認知拡大につなげることができた」と話す。サステナブルな取り組みは認知されにくい課題があるため、IPとの掛け合わせによって存在を知ってもらう狙いだ。

 消費期限が迫ったおむすびや弁当などに貼る値下げシール「涙目シール」も、バージョンを増やして今後も展開する。涙目の表情をしたおむすび型キャラクターと「たすけてください」というメッセージが特徴で、来店客の感情に訴えるデザインが話題となった。

 10月からフリー素材として無償提供しており、約1カ月で5000件ほどダウンロードされているという。


「涙目シール」をフリー素材化

【2025年12月19日午後3時46分 「涙目シール」のダウンロード数に誤りがありましたので訂正いたしました。】

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