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万博の好影響は今も…… 駅弁コラボや“酢飯”炊飯器 外食産業の未来を示す実験場に:長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/7 ページ)
万博でさまざまな「食」が展示されたが、終了後も多くのコラボや取り組みが継続している。
「食の未来」を見据えた商品やシステムを導入
常設出店したのは4社だ。
伊藤ハム米久ホールディングスは、大豆ミートを使ったお好み焼き風ハンバーガーや、ワンハンドで食べられる包みピザを提供した。
ソフトクリームメーカー大手の日世は、乳原料の代わりに植物性原料を使ったソフトクリームを提供。コーンの主原料にも米粉を使用していた。また、同社は大阪ヘルスケアパビリオンにも、フードバリアフリーをテーマに、乳・卵フリーのソフトクリーム専門店を出店した。
象印マホービンは、自社の最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」18台で炊いたご飯を使ったおにぎり専門店を出店し、炊飯を一元管理するIoTシステムの実証実験も行った。また、寿司ロボットの第一人者である鈴茂器工が、半自動でおにぎりを安定製造するシステムを開発し、ハイテクおにぎり専門店を実現した。
サラヤは、植物由来の日本初のカロリーゼロ甘味料「ラカント」を使用した、15種類以上の料理・ドリンクを提案。ラカント入りのタレを使った神戸牛メンチカツサンドや、ラカントとコンブチャをかけ合わせたピーチ風味のスパークリングドリンクなどを販売した。
このように、宴では各社が「食の未来」を見据え、万博でなければ試せない実験的な商品やシステムを投入していた。
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