直径13センチ、700キロカロリー超も! 巨大クッキー専門店じわり拡大のワケ(5/5 ページ)
1枚のサイズが大きく、高カロリーな「アメリカンクッキー」の専門店が増えている。コンビニでの販売も、トレンドの追い風になっているようだ。各社の戦略を取材したところ……。
韓国では「進化系クッキー」が流行
ちなみに、韓国では日本より一足早く、2020年ごろからアメリカンクッキーブームが到来した。そのトレンドは今、独自の進化を遂げている。
2024年には、クロワッサンとクッキーをかけ合わせたフランス・パリ発祥の「クロッキー」が流行し、パン屋の人気メニューに。最近では、厚みのあるクッキーの中に「ドバイチョコ」を詰めた「ドバイチューイークッキー」が、若年層を中心に人気を集めている。
ドバイチョコとは、ピスタチオクリームとカダイフ(またはカダユフ。小麦粉やトウモロコシ粉でできた極細麺)をフィリングしたチョコレートだ。2023年末ごろにドバイのインフルエンサーが投稿したことをきっかけに、世界中でトレンドになった。
日本でも、ギルティーズを運営するオールハーツ・カンパニーや成城石井が期間限定でクロッキーを発売したが、大きなトレンドには至っていないようだ。
今後、クッキー人気がどこまで拡大するかは未知数だが、オブゴベイカーでは、都内での店舗展開を積極的に進め、10店舗ほどまで増やす考えだという。海外進出も視野に入れており、「特に北米やアジアでの展開を見込んでいる」と高木氏は意欲を見せた。
著者プロフィール:小林香織
1981年生まれ。フリーランスライター・PRとして、「ビジネストレンド」「国内外のイノベーション」「海外文化」を追う。一般社団法人 日本デジタルライターズ協会会員。エンタメ業界で約10年の勤務後、自由なライフスタイルに憧れ、2016年にOLからフリーライターへ転身。その後、東南アジアへの短期移住や2020年〜約2年間の北欧移住(デンマーク・フィンランド)を経験。現地でもイノベーション、文化、教育を取材・執筆する。2022年3月〜は東京拠点。
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