エッグショックを超える高騰でもなぜ? ファミマが「たまご弁当」4種を発売する背景(1/2 ページ)
卵が価格高騰している中、ファミリーマートは卵を使った弁当4種類を新たに投入する。コスト高でも販売に踏み切った狙いとは?
ファミリーマートは1月20日から、「絶品登場!ふわっとろ〜たまご弁当」4種類を新たに発売する。また同日から2月9日までの期間限定で、カップ総菜「ちょいデリ」の人気商品3種類に、価格据え置きで卵をトッピングする。
発売するのは、大阪王将が監修した「ふわっとたまごの天津炒飯」、カレー専門店MOKUBAZAが監修した「とろ〜っと卵黄ソースとチーズソースのキーマカレー」(いずれも645円)に加え、「とろ〜りチーズと卵黄ソースのトマトハンバーグ弁当」(698円)、「濃厚デミソースとふわっとたまごのとろとろオムライス」(645円)の4品だ。卵のふんわり感やとろみを前面に出し、「おいしさ」と「満足感」の両立を狙う。
同社が卵メニューを強化する背景には、卵の圧倒的な支持の高さがある。ファミマの調査では、約98%が「卵・卵料理が好き」と回答した。
卵を使った商品は、女性層の支持拡大にもつながっている。同社は前年にも卵を使った弁当「絶品!とろたま弁当」3種類を発売しており、そのうち2商品で女性の購入比率が5割を超えた。
キャンペーン前後でチルド弁当カテゴリーの客数を比較すると、男性は114%、女性は122%と、女性の伸びが目立った。同社は卵が主役の商品構成比も2021年の9.1%から、2025年には16.9%まで増やしている。
担当者によると、肉を使った弁当はボリューム感があり男性に支持されやすい一方、卵を使ったメニューは「食べやすさ」や「重すぎない満足感」が女性に受け入れられやすいという。
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