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なぜ、犬と泊まれるホテルが増えているのか 「ペットツーリズム」が広がり始めた背景(4/6 ページ)

「ペットツーリズム」が、旅行業界の新トレンドとなっている。全室温泉付きのドッグフレンドリーホテルであったり、愛犬との旅行を後押しする取り組みが始まったり。なぜ、同市場が盛り上がっているのか取材したところ……。

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群馬も「ペットツーリズム」に注力

 地域一体で「ペットツーリズム」を訴求する取り組みもある。群馬県では、犬同伴の旅行を後押しする「わん旅ぐんま」を2024年度から開始した。公式Webサイトで、犬とのお出かけに適したモデルコースや宿泊施設などを紹介するほか、モニターツアーも実施している。

 「コロナ禍以降、ペットの飼育数が増え、関連市場が拡大しています。そこで、新たな需要を取り込み、観光産業の活性化を図りたいと『わん旅ぐんま』を開始しました」(群馬県観光リトリート推進課の担当者)


2025年11月に実施したモニターツアーの様子(群馬県提供、以下同)

 首都圏からの観光客が多い群馬県は、平均宿泊日数や観光消費額の単価が他県に比べて低い傾向がある。そこで、長期滞在化や高付加価値化につながる「リトリート」を2022年度から推進している。リトリートとは、非日常な場所で心身をリラックスさせることを目的とした旅を指す。

 「わん旅ぐんま」も、その一環で始まった。同県では、ペットツーリズムを促進するための補助金を出すなどして、愛犬と過ごせる施設がどんどん増えている。加えて、首都圏からのアクセスも良く、ペット連れの旅行客にとって移動のハードルが低い。自然、温泉、食と旅の魅力もそろう。愛犬家のニーズを満たせるとして、県全体で犬同伴の旅を後押ししているのだ。

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