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防災訓練「やっている」96%、でも生かせない? 企業防災の盲点(1/2 ページ)
職場の防災訓練は「年1回以上」が6割を超え、参加率も大きく向上した。一方で、「形式的で生かせない」との声は根強い。実施率の向上と実効性のギャップから、企業防災の課題が浮かび上がる。
各種イベントの企画制作を手掛けるTSP太陽(東京都目黒区)は、会社員を対象に「防災訓練」に関する調査を実施した。現在所属している職場で防災訓練がどの程度の頻度で開催されているかを聞いたところ「年に1回以上」と回答した割合は60.8%と半数を超えた。何らかの形で実施していると答えた企業は合計96.7%に達した。2025年8月調査時の結果である「年に1回以上」38.9%、全体90.3%と比べ、定期的に防災訓練を行う企業の割合は大きく伸びている。
防災訓練の参加率も上昇
職場で開催される防災訓練について、「毎回参加している」「日程が合えば参加している」と答えた割合は、前回調査の75.8%から、今回の調査では89.5%に上昇した。実施頻度の増加に伴い、社員の参加率も高まっていることが分かる。
防災訓練への参加人数について見ると、前回調査では「全員が参加している」と回答した割合は18.8%にとどまっていたが、今回は30.2%に上昇した。訓練を一部の社員に限定せず、全社的な取り組みとする企業が増えていることがうかがえる。
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