インタビュー
動画を「わざわざ」手渡せるチェキが登場 なぜ15秒までなのか(1/5 ページ)
スマホで動画を即座に共有できる時代に、富士フイルムは「動画を手渡す」チェキを投入した。撮影時間は最大15秒。その制限には、撮る側と受け取る側の距離を縮めるという、同社なりの思想がある。なぜ15秒なのか、その狙いを追った。
撮影した動画を”手渡せる”チェキが登場した。富士フイルムが1月30日に発売した「instax mini Evo Cinema」(以下、エボシネマ)だ。撮影した動画は、QRコード付きのチェキプリントで読み取れる。スマホで撮影や共有ができる時代に、なぜ「動画を写真として手渡す」という発想が生まれたのか。
富士フイルムのインスタントカメラ「instax」(チェキ)の中でも、「Evoシリーズ」は撮った後に好きな画像を選んでプリントできるハイブリッドタイプだ。
今回発売したエボシネマ(想定価格5万5000円前後)は、静止画に加えて、同シリーズで初めて動画に対応。録画時間は最大15秒で、その内容はQRコードと映像の中から切り出した静止画を一緒にプリントできる。動画を物理的に「手渡す」というコンセプトである。
QRコードを読み取ると、ブラウザ上でチェキフレーム付きの動画を視聴・保存が可能。スマホに保存されている写真のプリント機能も備え、動画カメラ、静止画カメラ、スマホプリンターの機能を1台に集約した。
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