2015年7月27日以前の記事
検索
インタビュー

独居房はどう生まれ変わったのか 「星のや奈良監獄」ホテルの舞台裏を聞いたインタビュー劇場(不定期公演)(1/5 ページ)

1908年に建てられた重要文化財「旧奈良監獄」が、ホテルに生まれ変わる。独居房をつなげた客室や改修の工夫など、その舞台裏を総支配人に聞いた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

【注目】ITmedia デジタル戦略EXPO 2026冬 開催決定!

AI時代に人間らしい働き方を再設計する「ジョブ・クラフティング」のすすめ

【開催期間】2026年1月27日(火)〜2月25日(水)

【視聴】無料

【視聴方法】こちらより事前登録

【概要】仕事の「やらされ感」を「やりがい」に変えるアプローチとして「ジョブ・クラフティング」が注目されています。AIが定型業務を代替する今日、人間は仕事の「意味」を再定義する力が問われています。高モチベーションな業務への集中にはAI活用による効率化も必須条件です。本講演では、職場のレジリエンスを専門とする研究者が、AI時代に従業員の意識と行動を変える実践論を解説します。


 大きい門の向こうに広がる赤レンガの建物、高い天井と規則正しく並ぶ小さな窓、中央から放射状に伸びる廊下――。

 1908年に監獄として竣工し、のちに少年刑務所として2017年まで使用された重要文化財「旧奈良監獄」。かつて人を収容するためにつくられたこの建物に、いま“泊まる”ことができるとしたら、どう感じるだろうか?

 「えっ、無理、怖い。何か出てきそう」。そんな風に、お化け屋敷のような場所を思い浮かべる人もいるはず。一方で、「ちょっと興味があるかも。映画のワンシーンのように、長い廊下を“カツカツ”と足音を響かせながら歩いてみたい」。怖さよりも非日常の雰囲気にひかれる人もいるはずだ。


旧奈良監獄 表門(出典:星野リゾート)

外観

 高い壁に囲まれた監獄の敷地内に、宿泊施設が登場する。星野リゾートが運営する「星のや奈良監獄」(1泊14万7000円〜)だ。ホテルのコンセプトは「明けの重要文化財」で、6月25日にオープンする。

 客室は、かつて5平方メートルだった独居房をつなげて、全48室を設ける。例えば「The 10-セル」と呼ばれている客室は、10房分を連結し、50平方メートルほどの空間へと生まれ変わる。


赤レンガの壁

 まだオープン前だが、客室はどんなレイアウトなのか。壁や天井はどうなっているのか。監獄として使われていた施設をどこまで残しているのか。全貌が少しずつ見えてきたので、総支配人の掛川暢矢さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンライン編集部の土肥義則。

 続きを読めば、最終ページまで“脱獄”できなくなるかもしれない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る