独居房はどう生まれ変わったのか 「星のや奈良監獄」ホテルの舞台裏を聞いた:インタビュー劇場(不定期公演)(1/5 ページ)
1908年に建てられた重要文化財「旧奈良監獄」が、ホテルに生まれ変わる。独居房をつなげた客室や改修の工夫など、その舞台裏を総支配人に聞いた。
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大きい門の向こうに広がる赤レンガの建物、高い天井と規則正しく並ぶ小さな窓、中央から放射状に伸びる廊下――。
1908年に監獄として竣工し、のちに少年刑務所として2017年まで使用された重要文化財「旧奈良監獄」。かつて人を収容するためにつくられたこの建物に、いま“泊まる”ことができるとしたら、どう感じるだろうか?
「えっ、無理、怖い。何か出てきそう」。そんな風に、お化け屋敷のような場所を思い浮かべる人もいるはず。一方で、「ちょっと興味があるかも。映画のワンシーンのように、長い廊下を“カツカツ”と足音を響かせながら歩いてみたい」。怖さよりも非日常の雰囲気にひかれる人もいるはずだ。
高い壁に囲まれた監獄の敷地内に、宿泊施設が登場する。星野リゾートが運営する「星のや奈良監獄」(1泊14万7000円〜)だ。ホテルのコンセプトは「明けの重要文化財」で、6月25日にオープンする。
客室は、かつて5平方メートルだった独居房をつなげて、全48室を設ける。例えば「The 10-セル」と呼ばれている客室は、10房分を連結し、50平方メートルほどの空間へと生まれ変わる。
まだオープン前だが、客室はどんなレイアウトなのか。壁や天井はどうなっているのか。監獄として使われていた施設をどこまで残しているのか。全貌が少しずつ見えてきたので、総支配人の掛川暢矢さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンライン編集部の土肥義則。
続きを読めば、最終ページまで“脱獄”できなくなるかもしれない。
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