小学生がつくったゲームが数億円稼ぐ? 1.5億人が熱中する「ロブロックス」、幹部が明かす人気のワケ(2/3 ページ)
ユーザーがゲーム楽しんだり、制作したりできるオンラインプラットフォーム「Roblox」が人気を集めている。その理由について、Robloxの米国本社の上級副社長・チーフデザインオフィサーを務める加藤匡嗣氏に話を聞いた。
Robloxを通じてゲーム制作を学ぶことも
――ユーザーがRoblox上でゲームを制作して、全世界に向けて発信できます。プログラミングなどの知識がなくても、ゲームを作れるものなのでしょうか?
ゲームを作ったことがない、コードを勉強したことがない人たちでも「Roblox Studio」(ゲームを制作するための無料の開発ツール)で学んだり開発したりして、発信することができます。また、Roblox内のコミュニティーが強いので、ユーザー同士でやり方を教え合うケースもあります。
実際に日本のユーザー調査では、クリエーターの75%がRobloxを通じてゲームデザインを習得したと回答しています。Robloxでゲームをプレイして育った世代が成長し、ゲームを作るクリエイター側として活躍するケースも増えていますね。
――最近話題になったゲームはありますか?
2025年6月に農園栽培シミュレーションの『グロウ・ア・ガーデン』というゲームが、同時接続プレイヤー数のギネス世界記録を塗り替えました。
種を植えて、収穫して、売るというシンプルなゲームですが、これまでゲーム会社が作れなかった新しいジャンルのゲームだと思います。僕がゲーム会社で働いていたら、ロールプレイングゲームかアクションゲーム、スポーツといった王道でヒットを確信できるものを作りたいですから。
Robloxだと、ゲームを制作して公開してからも、ゲームを楽しむユーザーの意見を反映してどんどん新しくしていけるのも強みです。
たくさんの人が今までにない形で、多くのコンテンツを発信しているので、“誰が勝てるのか分からない”というのが面白いところですね。
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