調査リポート
「成果が見えない」 従業員の意識調査サービスに不満、なぜ乗り換えない?(1/2 ページ)
従業員への意識調査サービスを導入している企業は約3割に上る。「成果が見えない」という課題を抱えている一方で、約7割が「乗り換えは検討していない」という。なぜか?
パルスサーベイ(仕事に対する満足度や社員の心身の状態をリアルタイムでチェックする意識調査)について、企業の人事労務部はどう評価しているのか。
企業の健康経営・ウェルビーイング経営を支援する、アドバンテッジリスクマネジメント(東京都目黒区)が実施した調査によると、パルスサーベイを実施している企業は30.5%にとどまり、導入後の不満や課題では「成果が見えない」(34.8%)が最多となった。
パルスサーベイを実施していない66.4%の企業にその理由を尋ねた。最も多かったのは「期待効果が見えない」(35.3%)で、以降「従業員の負担が増えることへの懸念がある」(34.0%)、「コストの捻出ができない」(28.7%)と続いた。
パルスサーベイを導入した企業に目的を聞いた。その結果、「従業員満足度やモチベーション状態の把握」(59.2%)、「エンゲージメント状態の把握」(57.9%)、「メンタルヘルス状態の把握」(40.8%)が上位を占めた。
導入目的の達成具合については、「達成できている」(「とてもそう思う」「ややそう思う」)と感じている割合は49.3%だった。
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