コラム
はま寿司の深夜料金は序章か 外食で広がる「時間をお金で買う」新モデル(3/5 ページ)
はま寿司が午後10時以降、商品価格を一律7%加算する深夜料金を導入。人件費や運営コストの増加に対応する一方、外食業界では待ち時間や深夜時間を「お金で買う」新しい仕組みも広がりつつある。
待ち時間という「時間」を買うシステムも
これと関連して、外食産業の中で気になる動きもある。
「深夜労働者の時間を直接買うこと」だけでなく、「待ち時間」そのものに料金を設定する飲食店が目立ち始めていることだ。いわゆる、飲食ファストパスだ。
例えば、SuiSuiというサービスでは、店に行列ができていても、その場でファストパスを購入すれば列をスキップできる。まさに、テーマパークの「ファストパス」と同じ仕組みだ。導入店の例として、みそかつの「矢場とん」や、ラーメンの「つじ田」などがある。
TableCheck FastPassというサービスも同様で、事前にこのシステムでパスを購入していれば、当日店に並ぶことなく食事にありつける。このサービスの導入店としては「Japanese Soba Noodles 蔦」や「銀座 八五」などが挙げられる。
いずれにしても、料理そのものではなく、「並ぶ時間を減らす」ことに料金が発生しているわけだ。
客側にとっても予期せぬ待ち時間を減らすことができるし、店側にとっても行列の整理にかける時間や、店の混雑調整を行うことができて、利点が多い。
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