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生成AIで「想像通り」の画像が作れない! 簡単に修正の精度を高める2つのテクニックその悩み、生成AIが解決(1/3 ページ)

Q.AIで作った画像を追加指示で修正しようとすると、意図した通りにならなかったり、無関係な箇所まで変更されたりします。思い通りに修正するコツは?

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連載:その悩み、生成AIが解決

アイデアが浮かばない、こんな無駄な作業なくしたい――。ビジネスパーソンを悩ませる日々のさまざまな困りごと、ChatGPTに聞いてみませんか? ITジャーナリストの酒井麻里子氏がプロンプトの書き方を伝授します。

Q.AIで作った画像を追加指示で修正しようとすると、意図した通りにならなかったり、無関係な箇所まで変更されたりします。思い通りに修正するコツは?

 ChatGPTやGeminiの画像生成機能では、生成後にチャット上の追加指示で修正ができる。ただし、細かい修正については意図した通りに修正されなかったり、無関係な箇所まで変更されてしまったりするケースもある。

 修正の精度を上げるカギは「参照画像や修正箇所を明示した指示書を添付する」ことと「編集可能なベクター形式に変換する」ことだ。2つのテクニックを具体的な手順とともに紹介する。

著者プロフィール:酒井麻里子(さかい・まりこ)

ITジャーナリスト/ライター。生成AIやXR、メタバースなどの新しいテクノロジーを中心に取材。その他、技術解説やスマホ・ガジェットなどのレビューも。著書に『趣味のChatGPT』(理工図書)、『先読み!IT×ビジネス講座ChatGPT』(共著・インプレス)など。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。株式会社ウレルブン代表。XRと最新テクノロジーのWEBマガジン「TechComm-R」運営。


追加指示で「修正箇所」の指示書を付ける方法

 まず、ChatGPTの画像生成機能で「ロボットが大量の書類に印鑑を押す実写的な画像」を生成するケースをみていこう。


ChatGPTで生成した画像。印鑑ではなく大型のスタンプのようなものが描かれている

 出力された画像には印鑑ではなく大型のスタンプのようなものが描かれていて、持ち方も違和感がある。追加指示で「印鑑の形状を日本の企業で一般的に使われる丸印にしてください」と指示しても形状に変化はなかった。

 このようにテキストだけでは伝わりにくい場合は、AIがお手本にできるような画像を渡すのが早い。印鑑全体の形状が分かる画像と、人間が捺印している画像を添付し、以下のように指示した。

プロンプト

この画像について、印鑑の形状、サイズと持ち方を以下に変更してください。この印鑑は日本の企業で一般的に使われる丸印で、親指と人差し指でつまむように持ちます。

- 形状:添付の画像「参照1」

- サイズおよび持ち方:添付の画像「参照2」


どんな印鑑を描きたいかを、見本写真で提示。サイズ感が分かるように人間が手で持っている写真もつけた

 出力された画像は印鑑の形状が見本と同じものに変わっているが、サイズが大きすぎる点に違和感がある。さらに、参照画像の影響を受けたためか、指先だけが人間の手に変化してしまった。


印鑑の形状は修正されたもののサイズが妙に大きい。さらに、参照画像の影響か指先だけが人間になっている

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