個室料金はいくらだったか、当時の時刻表で調べてみた。通常のグリーン料金1人5150円に対し、利用した2人用個室は1人6200円。千円ちょっとの追加で済んだ。新たに登場する個室の料金は今後、発表されるが、差額がどれぐらいか注目される。
かつて東海道・山陽新幹線の編成はバラエティーに富んでいた。「のぞみ」が東京−新大阪間に誕生したダイヤを載せた「JTB時刻表1992年3月号」を開いてみよう。「列車の編成ご案内」のページの「ひかり」を見ると、2階建て車両が1編成に2両と4両の2種類ある。4両はJR西日本の編成で「グランドひかり」と呼ばれた。食堂車、カフェテリアのほか、新大阪−博多間を走った「ウエストひかり」には車内で映画が鑑賞できるシネマカーもある。
今月のダイヤ改正で「のぞみ」の1時間あたりの運行本数は、利用が多いと見込まれる時間帯で最大12本から13本に増える。席数確保への挑戦を続けつつ、今後は「個室」など多様なサービスで利用客の満足度を上げていく。(鮫島敬三)
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
関連記事
次の「新幹線」はどこか 計画をまとめると“本命”が見えてきた?
西九州新幹線開業、北陸新幹線敦賀延伸の開業時期が近づいている。そこで今回は、新幹線基本計画路線の現在の動きをまとめてみた。新幹線の構想は各県にあるが、計画は「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」として告示されている。これと費用便益比、各地のロビー活動の現状などから、今後を占ってみたい。
利用されない指定席券売機 やっぱり「駅の窓口廃止」は間違っている
インターネット予約のおかげで、新幹線の移動はとても便利になった。交通系ICカードと予約情報をひも付ければきっぷは不要。しかし便利なのは移動が新幹線で完結する場合だけで、在来線を乗り継いだり、一筆書き経路では窓口がないとお手上げだ。ところがその窓口が激減している。
