コラム
小学館は「フジテレビの二の舞」になるのか マンガワン炎上で示すべき企業姿勢とは(2/4 ページ)
「マンガワン」をめぐって、さまざまな議論が巻き起こっている。これまでの対応を見ると、かつてのフジテレビの二の舞になる未来も見えてくる。小学館はどのような企業姿勢を示すべきか。
「発表の遅さ」が招いた、ネットユーザーの憶測
小学館は一連の問題発覚を受けて、第三者委員会を設置して、原因究明に取り組むとしている。しかし世間の風当たりは、小学館が思っているよりも強い。なかでも批判を集めているのが“発表の遅さ”で、それが「隠蔽(いんぺい)体質があるのではないか」という臆測を招いている。
実際、SNS上で拡散されてから、マンガワン側が声明を出したのは2日後。ネットユーザーからは「対応が遅すぎる」「もっと早く声明を出せなかったのか」といった声が出ている。
そもそも2022年の『堕天作戦』休載は、体調不良や「私的なトラブル」を理由としていた。3年半にわたり、本当の理由(罰金刑)が公表されていなかったことへの不信感が、あわせて湧き上がってきた形と言えるだろう。
また、『常人仮面』作画担当の鶴吉繪理氏が「私は事前に何も知らされておらず、今回報道やSNSを通じて初めて知りました」とX投稿したことも、波紋を広げている。
原作者と作画担当は二人三脚にもかかわらず、重要な事実を伝えていなかったとなれば、編集サイドへの不信感が浮かぶのも当然だ。なお、鶴吉氏のX投稿は、小学館が声明を出す前日に行われていた。
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