2015年7月27日以前の記事
検索
調査リポート

大手企業でも5割が「専門人材の確保が追い付いていない」 なぜか?

パーソルキャリアの調査から、大手企業でさえもDXやAIの専門人材の採用がうまくいっていない実態が明らかになった。なぜか?

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

 最先端のデジタル技術やAIの活用が加速する中、企業は必要な専門人材を確保できているのか。大手企業で専門人材(事業戦略・経営企画、新規事業開発、M&A・事業再編、DX推進、AI、プロジェクトマネジメントなどの領域で専門知識・経験を持つ人材)の確保・活用に関与する部長職以上の500人を対象に、パーソルキャリアが調査を実施した。

 その結果、52.8%が人材確保が「追い付いていない」と回答。課題として最も多かったのは「自社を選んでもらえない」(22.8%)だった。

photo
専門人材確保に関する調査(画像はイメージ、提供:写真AC)

 過去1年間で、専門人材の不足が原因で断念・延期した施策やプロジェクトの有無を聞いたところ、63.4%が「ある」と回答した。

 そのうち、プロジェクトの領域別では、「新規事業開発」(52.4%)、「DX推進・デジタル戦略」(49.8%)が上位を占めた。

photo
断念・延期したプロジェクトの領域は?(出所:プレスリリース、以下同)

 経営層が求める事業推進のスピードに対して、専門人材の確保(採用・社内異動・外部人材活用を含む)が追い付いているか尋ねたところ、「追い付いていない」が52.8%に上った。「十分に追い付いている」は14.2%にとどまった。

photo
専門人材の確保は追い付いているか

 専門人材の確保における課題は何か。最も多かったのは「求める人材はいるが、自社を選んでもらえない」(22.8%)で、以降「社内育成・リスキリングが追いつかない」(18.6%)、「採用活動に割けるリソース不足」(16.2%)と続いた。

 入社後のミスマッチや定着以前に、「自社が選ばれないこと」が大きな壁になっていることが分かる。

photo
専門人材の確保において最も課題と感じること

 専門人材の確保について、今後最も注力したい領域を聞いたところ、トップは「DX推進・デジタル戦略」(44.8%)だった。2位は「AI・データ活用」(37.2%)、3位は「新規事業開発」(33.0%)という結果に。

photo
専門人材の確保について、今後最も注力したい領域

 調査は、従業員数1000人以上の企業で専門人材の確保・活用に関与する部長職以上の500人を対象にインターネットで実施した。期間は1月5〜6日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る