2015年7月27日以前の記事
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ソニー発“着るクーラー”が快走 レオンポケット、売上1.5倍の理由(2/3 ページ)

年々、夏の暑さが厳しさを増す中、ソニーグループの新規事業プログラムから誕生した暑熱対策のウエアラブルデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」が人気だ。

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産経新聞

ビデオカメラ商品設計時にアイデア

 解決手段となる技術にも“あて”があった。もともと、ソニーでビデオカメラの商品設計を手掛けていた伊藤氏。カメラの半導体であるイメージセンサーを後ろ側から冷やすことによって、動画の画質を改善する技術を研究していたが、実用化に至らなかった経緯がある。いつか使えるかもしれないと温めていたが、「身に着けて使えるサイズにすれば、いけるんじゃないかと直感した」という。

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レオンポケットは首元に装着し、デバイス本体が接触する背中などの体表面を直接冷やす(ソニーサーモテクノロジー提供)

 伊藤氏は上海から帰国後に、すぐにレオンポケットのプロトタイプ作りに着手。ソニーの新規事業創出プログラムの審査を通過した後、19年夏にクラウドファンディングを開始し、わずか6日間で支援額が目標の6600万円に達し事業化が決定した。当時は外で使えるクーラーのような商品があまりなく、「ニーズをうまく捉えることができた」と分析する。

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