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ソニー発“着るクーラー”が快走 レオンポケット、売上1.5倍の理由(3/3 ページ)
年々、夏の暑さが厳しさを増す中、ソニーグループの新規事業プログラムから誕生した暑熱対策のウエアラブルデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」が人気だ。
「プロ」好評
20年にレオンポケットの一般販売にこぎつけた後は21年にレオンポケット「2」、22年に「3」と毎年、ナンバリングシリーズを展開。伊藤氏は「年々暑くなっているので、冷却機能をパワーアップしないと満足してもらえない」と狙いを語る。新商品も完売が続き、事業が一定規模に達したことから、機動力を高めるために23年にソニーから独立。これを機に22年に香港で開始した海外展開も本格化した。
25年にはハイエンドモデル「レオンポケットプロ」を初めて発売し、ナンバリングシリーズとの2モデル展開に踏み切った。プロは24年発売の従来モデル「レオンポケット5」と比べ冷却面積を2倍に増大したのが特徴。欧米市場などではより大きなサイズが好まれる傾向があるため「グローバル展開を念頭に置いた」(伊藤氏)。価格は「5」の税込み1万9800円に対し、プロは2万9700円と高いが、欧州や韓国で非常に販売が好調という。
レオンポケットの販売は外付けセンサーなども含めると4月時点で累計84万点で、今年は早々に100万点の大台乗せを見据える。現在は国内販売が主体だが、「ソニーストア」などを通じ20カ国展開する海外事業の拡大が今後のカギを握る。伊藤氏は「ウエアラブルの要はライフスタイルにいかにフィットさせるか。海外のスタイルを細かく理解することが重要になる」と意気込みを語った。(万福博之)
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