約5人に1人が「五月病」経験あり 転職にまで至った割合は?
5月ごろに訪れる心身の不調を指す「五月病」、それが原因で転職にまで至る人もいるようだ。マイナビの調査から休暇と労働に関する実態がみえてきた。
「五月病」を理由に転職する人はどのくらいか。マイナビが正社員2万人を対象に実施した調査によると、約5人に1人が「五月病」を経験しており、五月病が原因で転職をしたことが「ある」は20.9%だった。
GW休暇の長さが働くモチベーションに与える影響について尋ねたところ、「連休が長い方がモチベーションが上がる」(33.0%)より、「連休が長いと仕事復帰が大変でモチベーションが下がる」(37.1%)の方がやや多いことが分かった。
年代別では、20代で「モチベーションが上がる」(36.2%)が、40代は「モチベーションが下がる」(39.2%)が多かった。
仕事復帰が大変だと思う連休日数の平均は「10.2日」だった。
五月病になったことがあるかを聞いたところ、18.5%が「ある」と回答した。年代別では、30代(24.0%)が最も高く、次いで20代(21.7%)が続いた。
五月病になった理由は「GWの連休でリラックスした瞬間に、張り詰めていた緊張の糸が切れてしまった」「入社したてで業務に慣れないまま長期休暇に入った」などの意見が寄せられた。休暇明けの心身の切り替えや、新年度の環境の変化が影響している様子がうかがえる。
五月病になったことがある人を対象に、五月病が原因で転職を考えたことがあるか聞いた。「ある」が39.9%と、いずれの年代でも40%前後だった。一方で「五月病が原因で実際に転職をしたことがある」は20.9%にとどまった。
調査は、従業員数3人以上の企業に所属する20〜50代の正社員2万1761人を対象に実施した。期間は3月2〜6日。
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