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「大井町トラックス」で鉄道の街はどう変わる? 大井町のこれからが見えてきた(2/4 ページ)

3月末に大井町トラックスが開業した。開発を行ったのはJR東日本。これまでは山手線圏内で大規模な複合商業施設を開発していたが、なぜ今回は大手町を選んだのか。そして、今後どのように発展していくのか。

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大井町トラックスと品川区

 大井町トラックスは、北側に広がる東京総合車両センターという鉄道施設と、周辺の線路に囲まれた場所に位置している。

 東京総合車両センターには、かつて皇室用の客車も保管されており、名門の車両基地としても知られている。また、このエリアにはかつて鉄道車両工場があり、その後は旧国鉄やJR東日本の社宅が建てられていた。複合スポーツエンターテインメント施設や劇団四季の劇場が設けられた時期もあり、時代ごとに役割を変えてきた土地でもある。JR東日本としては、この土地をどう有効活用するかが長年のテーマだった。


大井町トラックスで復元されている、皇室用の客車を保管する御料車庫

 同時に、品川区役所も新庁舎の整備を進める必要に迫られていた。既存庁舎は老朽化に加え、機能面でも課題を抱えていたためだ。そこで、JR東日本による大井町再開発に合わせる形で、東京総合車両センター南側に新庁舎を整備する計画が進められた。


建設中の品川区庁舎

 大井町トラックスや品川区役所の新庁舎が建つ一帯は、JR東日本と品川区の土地が複雑に入り組んでいたが、再開発にあたり区画整理が進んだ。このように、JR東日本と品川区が連携する形で、大井町駅周辺の開発が進んでいったのである。

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