高輪ゲートウェイは“ネタ駅名”だけじゃない いま「目的地の街」になりつつある理由(4/5 ページ)
注目されている高輪ゲートウェイシティ。オフィス、商業施設、文化施設、レジデンスなど、あらゆるものが集積しているが、どのような場所を目指しているのか?
品格ある新しい都市像を提示
こうして開発された高輪ゲートウェイシティは、南北に細長く伸びる形状となっており、東西の幅は比較的コンパクトだ。
高輪ゲートウェイ駅近くには、街の中核を担う「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」と「THE LINKPILLAR 1 NORTH」がそびえる。ツインタワー形式の施設で、低層階は一体となっている。SOUTHには高級ホテルが入り、両棟にはオフィスや商業施設のほか、国際会議の開催を想定したコンベンション・カンファレンス機能も備える。2025年3月には、このエリアの「まちびらき」が行われた。
2026年3月には、オフィスや商業施設を備えた「THE LINKPILLAR 2」と、文化発信拠点となる「MoN Takanawa: THE Museum of Narratives」(以下、MoN Takanawa)が開業した。
名称のMoNには「問」と「門」という2つの意味が込められている。来館者が多様な物語に触れ、新たな自分と出会うための「問い」を受け取り、自らの可能性の「門」を開く。そんな思想を掲げる施設だ。巨大展示空間やシアターホールも備え、街の文化的な核となっていきそうだ。
さらに、レジデンスは外国人ビジネスワーカーにも対応した国際水準の仕様で、インターナショナルスクールの開業も予定されている。
このように、高輪ゲートウェイシティが目指しているのは、単に利便性の高い街ではない。オフィス、ホテル、商業、文化、居住機能を集積させ、品格ある新しい都市像を提示しようとしているのである。
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