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4950円のセレブ牛丼、100畳の休憩空間…… 高輪ゲートウェイシティが、異色すぎる挑戦をするワケ長浜淳之介のトレンドアンテナ(4/8 ページ)

ミムレとモン高輪の開業により、主要施設が出そろった高輪ゲートウェイシティ。超高級牛丼を提供する店や、約100畳の畳が敷き詰められたフロアがあるなど、独特な構成だが、その狙いは何なのか?

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超高級牛丼のロールモデルは……

 この超高級牛丼と似た成功事例がある。大阪・関西万博で販売されていた、1杯3850円の「究極の神戸牛すき焼きえきそば」と「究極の神戸牛すき焼きめし」だ。

 手掛けたのは、JR姫路駅の名物「えきそば」や「あなごめし」などの駅弁で知られる、まねき食品である。同社は、ワンコインで食べられる庶民的なえきそばを、高級食材でアップデートした。

 その狙いは、近年存在感が薄れつつある駅弁を、日本の食文化として世界にアピールし、持続可能な事業へと育てていくことにあった。

 この取り組みは、メディアやSNSでは「立ち食いそばでその値段は高すぎる」と批判されることもあった。しかし、その話題性によって知名度は一気に上がり、「一度試してみたい」という人が殺到。初日だけで約300杯を売り上げるヒット商品となったのである。


プレミアムな牛丼(出所:プレスリリース)

 ききやは、この高級化の文脈を参考に、庶民的な牛丼を新たな食体験へと引き上げたセレブ牛丼店だ。

 このほかにも、ミムレ3階のレストランフロアには、鎌倉のそばの名店が出店した「鎌倉 松原庵 高輪」、築地玉寿司の上位業態「鮨 上ル」などが並ぶ。全体的に、特別な日に少し奮発して訪れるような店が集まっているのが特徴だ。


鮨上ル。玉寿司の新業態(筆者撮影)

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