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好発進「大井町トラックス」は何がウケた? 地域住民が歓迎した施設づくりの裏側長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/6 ページ)

JR東日本が手掛けた再開発によって生まれた大井町トラックスが好調な滑り出しを見せている。一体どんな点が良かったのか。

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著者プロフィール

長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)

兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。


 3月28日、東京都品川区の大井町駅前にオープンした、大型複合施設「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」の集客が好調だ。


集客が好調な大井町トラックス(出所:大井町トラックス公式Webサイト)

 JR東日本ではこの施設のオープンに合わせて新改札口の「トラックス口」を開設。東急からも改札を出て直ぐの場所にあり、交通の便が非常に良い。地元の焼肉などの人気店、まぐろが評判で地域初出店のグルメ回転寿司、手ぶらでバーベキューができる店、最新設備のシネコンやサウナを備えているのも特徴だ。地域住民に評価され、オープン以来、にぎわいが絶えない。


トラックスパーク。スターバックスもある(筆者撮影)

 1階には4600平方メートルの芝生を敷き詰めた広場(トラックスパーク)もあり、小さい子どもを連れてくるにも良い環境だ。隣接した土地には、品川区役所の新庁舎を建設中。2029年9月に完成予定で、大井町トラックスとは歩行者デッキで連結される。区役所が移転すると、さらに来街者が増えると目されている。

 同日にフルオープンとなった高輪ゲートウェイ駅前「高輪ゲートウェイシティ」が、早くも失速が懸念されているのに対して、明暗が分かれてきた大井町トラックスの魅力を深掘りしていこう。

地域住民の注目度が高かった再開発

 大井町駅は、JR京浜東北線、東急大井町線、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の3線が乗り入れている。1日当たり約40万人が利用する駅で、近い将来に区役所とも連結されることを考えるとポテンシャルは相当高い。JRの広大な東京総合車両センターに隣接しており、主に山手線の電車を見られることから鉄道ファン、乗物好きの子どもにも人気が出そうだ。


ホテルメトロポリタン側から見たJR東日本の山手線車両基地(筆者撮影)

 この場所にはもともとJR東日本の社宅があった。2017年に老朽化によって取り壊された後は、複合スポーツ施設「スポル品川大井町」が期間限定でオープンした。スポルも評判の施設で惜しまれつつ閉店しただけに、その跡地にどのような施設ができるのか、地元の注目度は高かった。

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