「二子玉川ライズ S.C.」が3年連続で最高売上 玉川高島屋との競争で、何を変えたのか(4/6 ページ)
2026年に開業15周年を迎えた二子玉川ライズ・ショッピングセンターが、3年連続で過去最高の売上高を更新した。高所得層が多い世田谷区に位置し、駅直結の利便性を持つ同センターでは、どんな施策で売上増につなげたのか。取材したところ……。
「男性」や「若年層」向けの新店舗も好調
男性や若年層をターゲットにした新店舗も続々と開業し、支持を広げている。例えば、タウンフロントの3階は「ユニセックスのブランド」を強化。これは、中層階への男性の集客とフロア全体の回遊を狙った施策だ。
「女性向けの店舗は充実しているのですが、そのぶん男性向けが少ないのが課題でした。家族や夫婦で来店する方も多くいますし、男性のお客さまにも目的意識を持って来店いただきたいので、近年ユニセックスのブランドを増やしています。これらは想定どおりに推移しています」
2025年10月には、バッグブランドの「マンハッタンポーテージ」とアパレルブランドの「ラコステ」が、2026年4月にはスポーツウェアの「コロンビア」とシューズブランドの「クラークス」も開業。これらは、ユニセックス仕様のデザインや男女それぞれに向けた製品を取り扱っている。
また、同棟の4階は、若年層の取り込みを狙い2022年にリニューアル。最新コスメを扱うコスメショップ「アインズ&トルペ」やアパレルなどを展開する「ニコアンド」といったトレンドに敏感な層が好む店舗を増やした。「リニューアル後は、毎年約20%ずつフロアの売上高が増えています」(小坂氏)
さらに、書店やキャラクターショップなどが集まる同棟の6階には、5月27日に「ディズニーストア」が開業したばかり。開業後は想定以上の集客を記録し、施設のメインユーザーではなかった学生や働く女性の来店が目立っているそうだ。
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