「二子玉川ライズ S.C.」が3年連続で最高売上 玉川高島屋との競争で、何を変えたのか(3/6 ページ)
2026年に開業15周年を迎えた二子玉川ライズ・ショッピングセンターが、3年連続で過去最高の売上高を更新した。高所得層が多い世田谷区に位置し、駅直結の利便性を持つ同センターでは、どんな施策で売上増につなげたのか。取材したところ……。
「アウトドアブランド」が急成長
アウトドアカテゴリーの強化も売上増に貢献している。例えば、2022年3月に開業した、カナダ発の高機能アウトドアブランド「アークテリクス」は、近年勢いよく売り上げが伸びているという。
同ブランドでは、最先端の素材や技術を駆使した山岳地帯の厳しい環境でも耐えうる機能性と、都会的なデザインを融合し、プレミアムな価格帯で展開。10万円を超えるジャケットなどもあるが、一部の高額製品には10年間無償で修理を受けられる保証が付いている。
「好評の背景には、アウトドア市場の拡大に加え、当施設の顧客層との相性の良さがあります。この近くには多摩川があり、ランニングをされる方が多いんです。また、世田谷区は高所得層が多く、高機能なプレミアム価格帯のブランドを好む方がたくさんいます。エリア的にインバウンド需要は少ないのですが、アークテリクスに至っては、訪日外国人の割合が高いですね」
アークテリクスを筆頭に、アウトドアブランドは全体的に人気が高いという。フランス発の「サロモン ストア」は、シューズを中心に国内顧客からの支持を獲得。また、米国発のスポーツセレクトショップ「オッシュマンズ」は、2025年3月に全面改装を行い、レイアウトの刷新や豊富な品ぞろえで集客につなげている。
「アウトドアブランドの好調を受け、2024年度から『ENJOY ACTIVE(エンジョイアクティブ)』と題した企画を継続しています。最近だと、ランイベントや人気シューズの試し履き、親子向けワークショップなどを展開し、店舗間の相互送客と売上拡大につながりました」
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