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「餃子の王将」が直面する“客単価1200円の壁” なぜ、売上好調なのに株価が下落しているのか(2/5 ページ)
2026年3月期の売上高は過去最高を更新した「餃子の王将」。しかし株価は2600円台まで下落している。
「餃子の王将」の強みは出店地域・形式の幅広さ
餃子の王将は1967年に京都市で1号店を出店した中華料理チェーンだ。直営とFC(フランチャイズ)の両軸で店舗数を拡大し、1985年に303店舗体制となった。2007年には500店舗を達成。2026年5月末時点では、直営549店舗、FC176店舗の合計725店舗を展開している。
FCオーナーの半数以上は「社内独立制度」を活用して開業した店舗だ。「大阪王将」は同じ王将ブランドだが、他社が運営しており、餃子の王将からのれん分けで誕生したとされる。
餃子の王将は北海道から九州まで全国的に展開している。立地もさまざまで、駐車場を構えるロードサイド店のほか、駅周辺の路面店や施設内のテナント店、フードコート店などがある。出店地域や形式が幅広い点は同社の強みだ。
他社が運営する中華料理チェーンは出店地域や形式が比較的狭い。「日高屋」の場合は首都圏の1都3県が中心で、ビルインタイプの出店が主だ。「幸楽苑」は東北・北関東のロードサイドが中心で、駅前にはあまり出店していない。
餃子の王将のメニューは町の中華店そのものだ。ラーメン類やチャーハン、天津飯のほか、野菜炒めなどの一品料理を提供している。関東の場合、1品当たりの価格はおおむね900円未満で、5月における全国の客単価は1274円だ。
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