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「餃子の王将」が直面する“客単価1200円の壁” なぜ、売上好調なのに株価が下落しているのか(4/5 ページ)
2026年3月期の売上高は過去最高を更新した「餃子の王将」。しかし株価は2600円台まで下落している。
客離れの原因は「1200円の壁」か
好調な業績に沿って、王将フードサービスの株価はコロナ禍以降、上昇し続けた。2024年には最低投資金額が80万円を超え、投資家にとって手が届きにくくなったことから、同年10月に1株を3株に分ける株式分割を実施した。その後も株価は上昇し、2025年8月に3900円を突破した。
しかし2025年10月以降は下落し、現在は2700円台を推移している。前述の通り、2025年通期の成績は減益だったが、株価が下落し始める2025年10月初めの段階では増益の予想だった(7月末公表の第1四半期決算)。
株価の下落は10月3日に公表された半期の既存店成績が影響した可能性がある。2025年3月期まで客数、客単価、売上高ともに前期比でプラスを記録していたが、2026年3月期第2四半期の客数は前期比99.7%に減少した。その後も客離れは続き、通期では99.2%となった。
2020年3月期時点で1000円未満だった客単価は、2025年3月期に1200円を超え、2026年3月期には1200円台後半を推移している。筆者は、消費者による値上げの受容が限界を迎えたと考えている。壱番屋が運営する「カレーハウス CoCo壱番屋」も同様に、客単価が1200円を超えたあたりから客離れが深刻化しており(「1200円」の壁で苦戦? 値上げしても好調だった「ココイチ」に変化 2年連続で客数減のワケ)、外食業界では「1200円の壁」が客離れの目安となりつつある。
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