コラム
池袋は本当に“一人負け”なのか 新宿・渋谷との比較で見えた街の個性(2/5 ページ)
最初に「副都心」に定められた池袋・新宿・渋谷の中で、池袋は“一人負け”と言われることがある。それはなぜなのか?
副都心の3駅、どんな駅?
池袋を新宿や渋谷と比較する前に、まずは3駅の概要を確認しておきたい。
池袋駅にはJRのほか、西武鉄道、東武鉄道、東京メトロが乗り入れている。新宿駅にはJR、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、都営地下鉄が乗り入れており、周辺には新宿三丁目駅や西武新宿駅など、「新宿」と名の付く駅が複数ある。渋谷駅にはJR、東急電鉄、東京メトロ、京王電鉄が乗り入れている。
この3駅の規模を示すものとして、1日当たりの駅の利用者数がある。JR東日本の乗車人員(2024年度)を見ると、新宿駅が66万6809人で1位、池袋駅が49万9128人で2位、渋谷駅が32万4414人で5位となっている。
一方、東京メトロの乗降人員(2024年度)を見ると、池袋駅は51万8135人で1位、新宿駅は19万9942人で7位、渋谷駅は19万1505人で9位となっている。ただし、新宿駅は丸ノ内線のみ、渋谷駅は銀座線のみのデータだ。
こう見ると、池袋・新宿・渋谷の3駅は、いずれも多くの人が利用している巨大ターミナルであることは間違いなく、池袋は新宿や渋谷に引けを取らないことも分かる。
では、新宿・渋谷と、池袋の違いはどこにあるのか。
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