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冷風扇「ここひえ」270万台突破の背景 キャンプ向けのはずが車中泊で人気(2/3 ページ)
ショップジャパンの冷風扇「COCOHIE(ここひえ)」シリーズの累計販売台数が270万台を突破した。競合参入による苦戦を乗り越え、猛暑と節電ニーズを追い風に販売を伸ばしている。
競合参入で苦戦もV字回復
もっとも、毎年のリニューアルは簡単ではない。オークローンマーケティングによると、開発で最も難しいのは性能、価格、デザインのバランスを取ることだという。
「高性能化すればコストは上がります。しかし価格を上げすぎると、選ばれにくくなります。性能、価格、デザインをどこでバランスさせるかが毎年最も悩むポイントです」(開発担当者)
販売も順調だったわけではない。2023年には低価格帯の競合商品の参入によって、一時的に売り上げが落ち込んだ。しかし2024年から回復基調に転じ、2025年にはシリーズ過去最高の売り上げを記録した。
その背景として、同社は「猛暑の常態化」と「物価高」を挙げる。COCOHIEの消費電力は9ワット。1カ月つけっぱなしでも電気代は約208円で、エアコン使用時の電気代の約7%に抑えられるという。
「暑さ対策はしたい一方で、コストは抑えたいというニーズが高まっています。省エネで使える冷風扇への関心が高まっていることが大きいと考えています」(開発担当者)
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