インタビュー
音楽のヤマハが「あえて聞こえにくくする」謎音声 オフィスや病院で導入進む、逆転の発想:アセットの「再定義」(5/6 ページ)
楽器メーカーとして知られるヤマハが手掛けるのは、「音を良くする」のではなく「あえて聞こえにくくする」技術だ。会話漏れを防ぐスピーチプライバシーシステムは、病院や企業で導入が拡大。コロナ後のオフィス環境の変化を追った。
長年培ってきた知見が財産
ヤマハといえば、やはり「音楽のヤマハ」が想起される。
一方で、「音や音楽の技術が、人々の課題解決や幸せにつながっていくという意味では、この商品もヤマハらしい製品だと感じる」と金子さんは話す。
「音を出す」商品を通して、良い音を追求してきたヤマハ。同時に「音を聴く」のに適した環境づくりに取り組んできた。
同社が持つのは「楽器メーカー」という肩書だけではないのかもしれない。人が音をどう感じ、どうすればより良い音が聴ける空間を生み出せるのか。長年培ってきた音に関する知見が、こうした事業の土台になっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「ヤマハ VS.ヤマハ発動機」ロゴの違い、あなたは分かる?
ヤマハとヤマハ発動機のロゴが似ていることをご存じでしょうか。
ヤマハが試しにつくった「エレキ」が面白い “牛肉の部位”に見えてきた
ヤマハがちょっとユニークなことに取り組んでいる。楽器の制作工程で使われなかった木を集めて、エレキギターを完成させたのだ。それにしても、なぜわざわざ手間のかかることをしたのか。その秘密を担当者に聞いたところ……。
ヤマハはなぜ“六角形の船”を開発するのか 速さより居心地の良さを目指したワケ
ヤマハ発動機が開発を進める「Sixフロート」は、滞在を楽しむ水上プラットフォーム。実証実験を通じて、どのような姿が見えてきたのか。開発担当者に話を聞いた。
「JALとANA」どこで違いが生まれたのか? コロナ禍を乗り越えた空の現在地
インバウンド需要が旺盛で、日本の観光業界が盛り上がりを見せています。では、航空会社の業績はどうなっているのでしょうか。JALとANAの決算をベースに分析したところ……。

